今年の十五夜は、少し遅めの10月6日。
歳時記菓子「十五夜」を販売いたします。
歳時記菓子「十五夜」は、おいしいお芋「鳴門金時」を使った芋きんつばです。
ホクホクに蒸した鳴門金時を、丁寧に皮をむいて
口当たりよくするために裏ごしして、芋きんつばに仕上げます。
おひとつ税込350円。
10月6日(月)、新寺町本店・弘前駅アプリーズ店での販売です。
今年はうるう月がありました。
十五夜は、旧暦8月15日の夜のことです。
今年2025年の十五夜は、新暦でいうと10月6日。
昨年2024年は9月17日だったので、20日ほど遅くなっています。
例年、十五夜と言えば9月のイメージなので、遅いなぁと感じますが、
これは今年の旧暦が「うるう月」があるからです。
新暦で4年に一度2月29日がある「うるう年」は、なじみが深いですが
うるう月ってなんだっけ?と思い調べてみました。
二十四節気に関係しています。
旧暦では、一年が29.5日×12月=354日と、新暦の365日より11日短く、
3年でおよそ1か月のズレとなります。
このズレを調整するのがうるう月。
今年は6月のあとに閏6月が挿入されました。
うるう月がどこに入るかは、年によって変わります。
本来はひと月にふたつの二十四節気(12の「節気」と12の「中気」に分かれます)が含まれるところ、
ひとつしか含まれない(中気が含まれない)月をうるう月とします。
2025年のうるう月周辺の二十四節気を見てみると
芒種(節気)…5月10日
夏至(中気)…5月26日
小暑(節気)…6月13日
大暑(中気)…6月28日
立秋(節気)…閏6月14日
処暑(中気)…7月1日
白露(節気)…7月16日
5月・6月・閏6月・7月のうち、閏6月には「立秋(節気)」のみとなっています。
7月1日の「処暑」がギリギリ7月に入ってるんですね。
いやぁ、暦ってこうして細かい調整をしてできているんだなぁ。
このあたりの詳細については、国立天文台の暦Wikiを参照しました。
もっとよく知りたい方はそちらも読んでみてくださいね。
さらに言うと、「閏8月」がある年には
旧暦8月15日と、旧暦閏8月15日があることとなり
後者を「のちの十五夜」と呼ぶこともあるそうです。
十五夜が二度楽しめるなんて、美味しいものを食べる口実が増えていいかもです。
美味しいもの代表、お芋。
十五夜には芋きんつばを。
というわけで、今年も歳時記菓子「十五夜」をお楽しみください。
10月6日(月)の販売です。
ご予約も、おすすめです。
ご予約は、店頭・お電話(新寺町本店 0172-32-6876 、アプリーズ店 0172-33-1488 )