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稲荷神社の鳥居修繕と、草取り。

みなさまこんにちは。

今日は、新寺町稲荷神社の近況ご紹介です。

しかないせんべい本店の横に立ち並ぶ、赤い鳥居が目印の稲荷神社。

かつては白狐寺稲荷(ばいこうじいなり)と呼ばれ親しまれたそうです。

境内にあった白狐寺は、明治の神仏分離の際に廃寺となりました。

↓境内の案内板にも「白狐寺」の記載があります。

明治時代の書物「弘前案内記」には、下記のように説明がありました。

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●白狐寺稲荷

神社は南溜池の南岸、突出したる地に在りて、寛文五年津軽信政公の造営せられたるものなりと云ふ、華表(鳥居のこと)七十有餘、杉樹蓊欝、晝(昼)尚暗く、社殿壮麗なり

国立国会図書館デジタルコレクションより

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なるほどなるほど。鳥居が70本余りあったと書かれていますね。

現在は20本余りとなっています。70本って、どれだけ密に建てられてたのだろう。。

 

新寺町稲荷の成り立ちについては、こちらのブログもどうぞ!

(「旅するらぷる」第十回!「新寺町稲荷神社」には兄弟神社がいた。)

鳥居修繕中。

かつてはそれほどたくさんあった鳥居。

ここ最近、氏子のみなさんの日頃のご支援オンライン上でのご支援、神社総代を務める各企業の有志による支援により、鳥居の修繕を行なっており、しかないせんべいも微力ながら協力させていただいています。

 

ブルーシートに囲われている鳥居がある…↓と思っていたら、数日後、

今度は新しい鳥居が建っている!

と思っていたらもう一本、新しくなっている

境内の囲いも、赤く新しくなりました。

赤い色が、まぶしい!

草取り励行中。

鳥居修繕と並行して、鳥居まわりや境内の草取りも、日々行なっています。

コツコツと雑草を取っていると、最近はなんだか苔が増えてきたようす。

モフモフしています。

以前から、並ぶ鳥居を写真に撮る方も多く、先日はウェディングフォトを撮っているカップルもいらっしゃいました(^^)

 

鳥居のまわりが苔むしていれば、景観も良くなって気持ちよさそうです。

苔むす神社を目指して、今日も草取り。

草取り仲間も募集中

土いじりはメンタルにも良ししゃがむ・立つを繰り返すと、健康にも良し

神社の景観保護にもなり、良いことづくしです。

各自、やれる時にやれる分だけ、やっています。草取り中の者を見かけたら、どうぞお声がけください(^^)

鳥居は誰でも建てられます。

新寺町稲荷の神様は、江戸の「熊谷稲荷」という稲荷様から勧請してきた神様で、

『熊谷稲荷のある土地は繁盛する』と言われたそうです。

 

そんな繁栄を、ぜひとも取り戻したい!

ということで行われている鳥居修繕ですが、鳥居は誰でも建てられます

建てた鳥居には、この部分↓にお名前を入れることができます。

ご病気の全快記念などに建てられる方も。

また、社殿向かって左側の小さなお宮の中には、「出世宮」と書かれた額が飾ってありまして

↓中が、こうなっています。

「出世宮」とのことですから、企業の創立記念などに鳥居を建てられるのもよろしいかと思います!学生時代の同窓会などもおすすめです。

「出世宮」については、『熊谷稲荷のある土地は繁盛する』といういわれに関係しているのか?と思いますが、ただいま調査中です。

 

鳥居を建てたい!という方は弊社「お問い合わせ」からお問い合わせください。

また、新寺町稲荷神社〜鳥居建てませんか〜のサイトからもどうぞ。

しかないせんべいへお越しの際は、ぜひ稲荷神社へもどうぞ。

出世と繁盛のいわれがある新寺町稲荷神社。

しかないせんべいをお越しの際は、ぜひ稲荷神社へもお立ち寄りください(^^)

草取りの進み具合も、どうぞ温かい目で見守ってくださいね。