せんべい屋のこぎん刺しワークショップ、開催しました。
こんにちは!鹿内の娘です。
Instagramで開催告知・募集をしておりました、「せんべい屋のこぎん刺しワークショップ」、無事終了いたしました(^^)
せんべい屋でこぎん刺し?
当店では、お客様にいつも楽しんでご来店いただけるよう、一日限定の歳時記菓子や年3回のイベントなどを開催しています。
そんなお楽しみも浸透してきた今日この頃、何かほかに新しいこと、特に、お客様が主体で楽しんでもらえることができないかな?と思い、こぎん刺しワークショップ(教室)の開催に至りました。
普段のお買い物でも、主役はお客様ではあるのですが、今回のイベントはものづくりのイベント。「ものづくり」という点において、本日の主役は、お客様みなさまなのです…!
今回、参加者のみなさんが作ったのは、「こぎん刺しのキーストラップ」です。こぎん刺しの基本的なモドコ「花コ」をモチーフにした模様です。初心者の方でもハードルが高くなく、取り組んでいただけたかなと思います。
モドコとは?
モドコとは、こぎん刺しの一番小さな単位模様のこと。「基(もと)」に、津軽弁で、名詞の語尾につく「コ」(飴っこ、とか、わらしっこ、などと使う、あの、コです。)がついて、「モドコ」です。
今回使用した「花コ」は、「花」+「コ」で、花コです。
↓こちらが「花コ」の図案。うん、花っぽいですよね。
江戸時代に、農民の女性が生み出したこぎん刺しは、身の回りのものがモドコになっています。
↓これは「豆コ」。花コにちょっと似ていますね。
↓これは「だんぶりこ」。津軽弁で「トンボ」のことです。トンボは後ろに進むことなく、前にしか飛ばないので縁起の良いモドコなんだそうです。わたしも好きで、よく使います。
↓「だんぶりこ」を使った、くるみボタンのヘアゴム。店頭で販売しています。
他にも、「モドコ」はもっともっとたくさんありますよ〜(^^)
今回は4名様に参加いただきました。
4名様みなさん、こぎん刺しは初めてだったり、中学生の授業ぶり!という方ばかり。初めての機会に、今回のワークショップを選んでいただけて、わたしも気合が入ります!
みなさん真剣に取り組んでいただいてます。
↓いい感じに進んでいますよー!
↓途中で当店のえんやきと、ハンドドリップの珈琲もお出ししました。
「えんやきって?」という方は、こちらでご紹介しています→https://shikanai.co.jp/3085/
この珈琲は、当店のTwitterアカウントを通して知った、名古屋の焙煎店「ロンドベル」さんから取り寄せた珈琲豆です。
キジバトの香りがするという、珍しいブレンドの珈琲豆「ミュージィ・デデ・ポー」。
店主さんは鳥がお好きなそうで、キジバトは、体色がチョコレート色で、匂いもチョコレートの香りがするんだとか。なので、ショコラフレーバーの豆をブレンドしたのがこちらの珈琲豆なのだそうですよ。楽しいコンセプトですよね。袋を開けると、確かにふわっとショコラっぽい香りがします。
「キジバトの香りって、どういうこと!?」という声もありながら、美味しいとお飲みいただけました(^^)
ロンドベルさんのホームページはこちら。お取り寄せもできます。→http://www7b.biglobe.ne.jp/~rondovel/
完成しました〜!
みなさんの進み具合に見とれてしまい、写真をたくさん撮れなかったことが悔やまれます!
でも、みなさん上手でーす!バッチリでーす!素晴らしい〜!色選びもみなさん悩みに悩まれていましたが、可愛くできあがって、わたしも嬉しいです(*^^*)
ミシン作業もありましたが、みなさんミシン苦手!と言いつつ、全く問題なく、みなさん上手にできてました!
どこにつけようかな〜というワクワクしたお声も(^^)
【参加者のみなさんの感想】
・ずっとやってみたかったこぎん刺しのワークショップに参加できました。こぎんは初めてで不安もありましたが、丁寧に教えて頂いて、参加した皆さんとも楽しく作れました。また作ってみたいと思いました。
・すごくいい集中状態に入れました。慣れるほどに楽しくなっていって、いい時間だったと思います。列の増えたバージョンがあっても面白いかもです。今回は細長型だったので。
【こういうの、作ってみたい!というお声】
・カードケース、名刺入れ、コースターなど
・小銭入れ、カードケース、ヘアゴム
なるほど、なるほど!ありがとうございました(^^)カードケース、考えてみます!
今回は、男性の参加者にもご参加いただくことができました。こぎん男子、素敵です。
↓こぎん男子さんは、早速お財布につけていました!赤の布にピンクの糸、というチャレンジ精神、見習いたい。さりげなくこぎんを身につける男性、いいですね〜。もちろん、さりげなくこぎんを身につける女性も、素敵ですよ!
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
と、いうわけで、今回のしかないせんべいイベント「せんべい屋のこぎん刺しワークショップ」主役の4名様、お楽しみいただけましたでしょうか!
今回やむなくキャンセルされたお客様、日程が合わずお申し込みいただけなかった方々、ぜひ次回はご縁がありますよう!そもそも知らなかったという方々、周知が足りず申し訳ありません。次回はぜひ、お耳に届きますよう!
またみなさんにお会いできる日を、楽しみにしております(*^^*)本日はありがとうございました!