愛媛県に行ってきました。
こんにちは!鹿内の娘です。
旅するらぷる久しぶりの更新です。今回の「旅するらぷる」、青森県からピョーーーンと飛んで、四国は愛媛県に行きました!いやぁ、愛媛。伊予。いいところです。
愛媛県ってどんなところ?
四国4県のうちのひとつ。瀬戸内の温暖な気候で穏やかなところです。県庁所在地は松山市。
鹿内の娘、大学時代は関西におりましたので、西日本もちょっと親近感があるのです。
亡くなった祖父が戦時中に香川県の小豆島にいたということで、大学時代、父・母・祖母と共に小豆島に行ったことがありました。その際、松山も訪れておりまして、穏やかで素敵なところだなと感じました。
今回お休みをもらえるということで、雪のない地域でのーんびりしたいなと思い、松山を再訪問することに。松山には道後温泉もあります。
さらに松山には大学時代の先輩が尺八工房を構えていらっしゃいまして、そこも訪れてみたいというのが今回の旅の目的の一つでもあります。
さらにさらに、小説「坂の上の雲」を昨年読破したわたくし、
昨年5月、横須賀にある「戦艦三笠」を訪れました。↓こちら。
日露戦争を描いた「坂の上の雲」、主人公は松山生まれの、秋山好古、秋山真之、正岡子規の3人です。今回は坂の上の雲関連スポットも見たい!と、結構盛りだくさんです。もちろんらぷるも一緒に行きました。それでは「らぷるの旅」第七回。はじまります!
弘前から松山へ。
弘前から松山へは、飛行機です。直行便がありませんので、羽田空港で飛行機を乗り継ぎました。大阪の伊丹空港経由でも行けます。
1月某日、早朝5時40分に自宅を出発して、弘前バスターミナル6時10分発、青森空港行きのバスに乗り込みました。バスターミナルから空港までは片道1000円。
羽田行きの始発便は、7時50分発。雪で遅れたりしないといいなーと心配しましたが、無事でした。この時期の飛行機はそれがちょっと心配です。9時過ぎ、羽田空港に着。
↓とても天気が良く、遠くに富士山が!!!おお!!!手前の黒い物体はらぷるです、ちなみに。
9時すぎに羽田に着き、松山行きの出発は9時40分。搭乗口まで少し遠かったこともあり、途中でふらふら寄り道していたら結構ギリギリでした。雪で羽田着が遅れたりしてたら結構危ないよなーと思いつつ、結構お天気頼みです。
松山行きの出発が10分遅れましたが、それ以外は万事順調に進みまして、定刻11時15分に、松山に到着しました。
↓もうね、こういうのだけでも嬉しい(単純)。来たよ!愛媛!
松山空港からの移動ですが、大変ありがたいことに、前述の大学の先輩が迎えにきてくださいました!ありがとうございます!でなければ、松山市中心部までバスが出ています。
大学から尺八に取り憑かれ、ついに工房を構えるに至った大萩康喜さん。詳細は本ブログ【中編】で。大萩さんの「尺八工房慈庵」ホームページリンクはこちら→http://jianshakuhachi.com/
お迎えシーン写真撮ればよかった。
尺八製作、演奏、教室にお忙しい中、この日は「しまなみ海道」サイクリングに一緒に行きました!
しまなみ海道?
愛媛県の今治と、広島県の尾道を結ぶ道。瀬戸内の島々を橋で繋いだ全長70キロ、自転車用の道も整備された道路です。サイクリストの聖地とも言われています。
今回松山に行くにあたり、おすすめスポットを先輩に聞いたところ、しまなみ海道も気持ちいいよーとのことで、おすすめとあらば行くしかない。先輩によると、しまなみ海道でサイクリングからの、道後温泉で温まる、というのがテッパンルートだそうです。なにそれ最高。
普段は街中を自転車でうろうろする程度のわたしですが、とても楽しめました!レポートしてまいります。
焼豚玉子飯。
さてサイクリングのその前に。11時すぎに合流後、まずは腹ごしらえです。松山空港から高速で今治に着いたのは12時過ぎ。今治のB級グルメ「焼豚玉子飯」をいただくことに。「知ってる?」と先輩に聞かれましたが、知りませんでした。
↓今治の有名中華料理店「白楽天」さん。こちらでいただきました。日曜のお昼どきということもあり、店内満席。外で待っているお客さんも何組かいて、他県ナンバーの車もたくさん停まっていました。
↓これがその焼豚玉子飯。「やきぶたたまごめし」と読みます。ここ白楽天さんが発祥で、従業員さんへのまかないから生まれた料理だそうな。唐揚げセット1000円。ウィズらぷる。
ご飯の上に焼豚が乗っていて、さらにその上に半熟の目玉焼きが乗っています。いただきまーす。
む。ウマい。とろっとした半熟卵が、焼豚とご飯にいい具合に絡みます。テーブル上のソースをかけて味変しても美味しい。半熟が苦手な方は、固焼きにもできるそうです。中華料理店だけあって、唐揚げも美味しい。スープも美味しい。お腹が減っていることを差し引いても美味しい。
隣席のおばさま方の方言が、全然違う…(当たり前)。西日本に来たのねわたし…。と、旅気分も味わいつつ、未知のB級グルメに大満足。サイクリング前にお腹を満たし、あとは自転車で走るだけ!!焼豚玉子飯からのサイクリング、おすすめです。
しまなみ海道を走りました。
さて、今回はレンタサイクルです。レンタルショップは色々選択肢があるようですが、車で移動できるのであれば、「サンライズ糸山」さんが良さそうです。
なぜなら、しまなみ海道の入口がすぐそこだから。
当初は電車で今治駅まで行き、駅近の「ジャイアントストア今治」さんでレンタルしようかと思ったのですが、先輩によると、そこからしまなみ海道の入口までは結構距離があるとのこと。直線距離で5キロくらい。一方、サンライズ糸山さんはしまなみ海道の入口近くにあり、無料駐車場もあります。ただ、駅から距離があります。
それぐらいを自転車で走るのはチョロい♩という方や、車移動ではない方なら、今治駅周辺で借りるのも良さそうです(^^)
サンライズ糸山さんに着いたのは14時過ぎ。自転車の返却期限は17時。今回は「大島」まで行って帰ってくることにしました。クロスバイクをチョイス。オフシーズンなこともあり、この時間でも貸し出し在庫は豊富にありますよ〜と優しい受付の方。
1台あたり、レンタル料金1000円、後から返ってくる保証料が1000円です。ヘルメットも貸してもらえます。ママチャリやシティサイクルもありますが、多分疲れます。行って帰って来れればそれでいいの、という方は電動自転車が楽チンかも。
橋の上り下りは、すっごくざっくり図説するとこんなかんじです↓
螺旋状にぐるぐると登っていき、橋の上を走ります。橋の上も、軽い勾配があり、最後もぐるぐると螺旋状に下っていきます。この上りがそこそこ大変です。
それでも、この瀬戸内海の景色を見たら、すごく気持ちいい!穏やか!日本海と違う!新鮮!美しい!!
↓来島海峡大橋。ここを渡りました。天気はとても良かったです。まぶしいっ!
毎度おなじみらぷる。
自転車に乗せた。
(らぷるのTwitterもはじめました)→https://twitter.com/shikanaisenbei
↓ああでもないこうでもない。こんな感じで撮影してました。
無事、大島に降り立ち、道の駅「よしうみいきいき館」に到着したのは14時50分頃。サンライズ糸山から30分くらいで来ちゃいましたね。
そこで目についたのが、「来島海峡急流観潮船」とやらに乗れるらしい。最終便が15時10分発で、駆け込みで乗りました。
このあたりは小説でも有名になった「村上水軍」の本拠地でもあったりと、歴史好きには興味をそそられるところ。
船の上はスピードも出てますし、かなり寒いです。ベンチコートを貸してくれます。
今治は造船の街でもあるそうです。この日は日曜日で造船所は稼働していませんでしたが、
造船中の大きい船が見られました。パナマ船籍の船。おっきーーーーい。普通は海面より下にある「スクリュー」も、下の方に見えます。造船中ならでは。荷物を積むと、船が重さで沈み、海面下に隠れるそうです。へぇーー!
海峡のうず潮も見られたりと、50分ほどのツアーでしたが、思いがけず面白かったです。
最後にお姉さんが、「瀬戸の花嫁」をフルコーラスで歌ってくれました。お上手。しまなみ海道で大島に降りられた際には、この「来島海峡急流観潮船」おすすめです。
船を降りたら16時。自転車レンタルが17時までなので、ちょうどいい時間です。図ったかのようだわ。
橋の上り下りは、帰りの方が結構大変でした。太ももとお尻がパンパン。筋肉痛になるかと思いきや、その後の温泉効果かわかりませんが、なりませんでした。小学校低学年くらいの子も、同じルートを一生懸命自転車をこいでいました。負けていられぬ。
無事17時前、サンライズ糸山到着。よかったー。疲れたー。楽しかったー。
服装は?
この日はとても天気が良くて風も弱く、冬でしたが、日中は某無印良品のタートルネックニットに薄手のマウンテンパーカーで大丈夫でした。
↓わかりにくいですがこんなかんじ。
ただ、冬でも自転車に乗ると汗を結構かくのですが、汗が引くと結構寒い。あと、下りも結構寒い。そして夕方になるにつれて結構寒い。手袋は必須です。もうちょっと厚手のマウンテンパーカーを着て、前の開け閉めで調節すればより快適だったかなとも思います。
天気が良く日差しもあったので、景色もとても綺麗で、上り下りは大変でしたが快適なサイクリングでした。天気が悪い時は、風を通さない格好で、寒さ対策を万全にした方がよろしいかと思います!
宿泊は老舗旅館「ふなや」さん。
今治から松山へ。今回は道後温泉でゆっくりするのだ!という目的でしたので、ゆっくりするなら良い旅館に泊まるのだ!ということで老舗旅館「ふなや」さんに宿泊しました。
江戸時代からなんと390年も続く老舗中の老舗。かの夏目漱石や皇室の方々も宿泊なさったという有名旅館です。こういったところに泊まるのも勉強かなってね…。
↓床の間。鑑賞。
↓愛媛といえばタルト。御栗タルト。お茶とともにいただきました。
1日目はこんなかんじ。夕食は先輩と焼肉を食べに行ってさよならし、宿のお風呂に入り、終了。
2泊3日の松山旅行、書きたいことが多すぎる。1回のブログに書ききれない。ということで【前編】はここらで。【中編】に続く…。
りんごのお菓子「らぷる」。
ブログ企画「らぷるの旅」では全国各地をらぷると共に行脚中です。
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