年末年始の大雪に、先日もまた大雪。
昨日からは突然気温が上がって、今日は二十四節気の「大寒」。
なんだか季節に振り回されて目まぐるしい気持ちです。
ですが!もうすぐ立春。春はすぐそこです。
今年の立春は、2月3日。
立春は2月4日の年が多いですが、今年は2月3日が立春です。
歳時記菓子「立春大福」、2月3日(月)に販売いたします。
立春大福は、求肥に黒豆・白豆・緑豆、3色のお豆を混ぜ込んだお餅です。
淡くやさしい色合いが、早春の訪れを感じさせてくれます。
おひとつ税込240円。
2月3日(月)、新寺町本店・弘前駅アプリーズ店での販売です。
旧正月と立春。
近頃では、中国からの観光客が押し寄せる(?)「春節」が話題になることが多くなりました。
春節は旧正月ともいわれる、旧暦によるお正月のことです。
今年は1月29日が、旧暦の1月1日にあたります。
旧暦は、月の満ち欠けにもとづいたこよみですが、
一方、立春をはじめとした二十四節気は、太陽の動きによって季節を24にわけたもの。
二十四節気では、立春が一年のはじまりとされます。
旧暦で新年になってから立春が来ることを「新年立春」、
旧年中に立春が来ることを「年内立春」、
元旦と立春が重なることを「朔旦(さくたん)立春」というそうです。
今年2025年は、旧正月が1月29日、立春が2月3日ですから、「新年立春」ですね。
昨年2024年は、「年内立春」でした。
なんだかこよみがいろいろあってこんがらがってきますが、
それはどうやら現代人だけではないようで。
次に紹介するのは古今和歌集の巻頭の歌。
としのうちに 春はき(来)にけり ひととせ(一年)を
こそ(去年)とやいはむ ことし(今年)とやいはむ
在原元方
「年内に春が来てしまった。今年の残りは、去年と言ったらいいのか今年と言ったらいいのか、よくわからんなぁ。」
といった内容でしょうか。
何にせよ、春の訪れをうれしく思うのは、古今東西どこでもいっしょ。
早く雪が解けて、暖かくなってほしいものです。
「立春大福」は2月3日(月)の販売です。
と、いうことで、歳時記菓子「立春大福」。
2月3日(月)、新寺町本店・弘前駅アプリーズ店にてどうぞお求めください。
ご予約も、受付中です。
ご予約は、店頭・お電話(新寺町本店 0172-32-6876 、アプリーズ店 0172-33-1488 )