年末年始、大雪だった津軽地方。
電車が運休になったり、道も狭く渋滞が続いたり大変なお正月でした。
今年はこの大雪のおかげで、雪片付けのためご近所さんと会話が生まれたり、
そういった良いことに目を向けて(そうでもしないとね)、なんとか乗り越えたいところです!
今日も歳時記菓子のお知らせ。
1月15日は「小正月餅」です。
大正月のあとは、小正月。
松の内を大正月(おおしょうがつ)というのに対して、
1月15日は「小正月(こしょうがつ)」と呼びます。
歳時記菓子「小正月餅」は、求肥に、落花生や黒ごま、白ごまを練りこんだお餅。
おひとつ税込240円。
ごまのプチプチ食感と、香ばしい落花生が美味しいお餅です。
1月15日(水)、新寺町本店・弘前駅アプリーズ店での販売です。
小正月。
もともと日本人には、満月を月のはじまりとする習慣があったそうです。
そこへ、中国から新月を月のはじまりとする太陰太陽暦が伝わり、いわゆる旧暦が明治が始まるまで使われていました。
小正月は、15日の満月を正月とした習慣のなごり。
戦前までは、多くの農家が小正月の行事を行ってきましたが、
戦後昭和30年代になってから、「新生活運動」など生活の合理化が進められ、
小正月は廃止される流れになったそうです。
青森の郷土料理として知られる「けの汁」も、もとは小正月の行事食だったそう。
それは知らなかった!
(参考資料:https://www.library.city.aomori.aomori.jp/aomoricity_history/trivia/101-/140.pdf
https://www.library.city.aomori.aomori.jp/aomoricity_history/trivia/001-/090.pdf)
戦後の合理化で失われた行事って、きっとたくさんあるんでしょうね。
少しでも思い出して、季節を楽しんでいきたいものです。
小正月に、小正月餅をどうぞ。
歳時記菓子「小正月餅」は、1月15日(水)の販売です。
ご予約も、受付中。
ご予約は、店頭・お電話(新寺町本店 0172-32-6876 、アプリーズ店 0172-33-1488 )