柚子の香りふんわり。
冬至餅の季節がやってきました。
生の柚子を使った歳時記菓子「冬至餅」。
今年は12月22日(月)の販売です。

きれいに洗った生の柚子。

皮は薄くむいて、求肥と餡に混ぜ込みます。

搾り汁も餡に混ぜて、香り豊かに。
うっすら黄色い、やさしい色のお餅に仕上がります。

おひとつ税込260円。
12月22日(月)、新寺町本店・弘前駅アプリーズ店での販売です。

柚子のはなし。
冬至には柚子。柚子湯。そんなイメージをみなさんお持ちかと思います。

湯治(冬至)には、融通(柚子)が効く。
という語呂合わせから来ているのはそこそこ有名な話です。
そんな柚子の原産地は、中国・長江の上流域といわれています。

奈良時代までには、朝鮮半島を経て日本に伝わりました。
柚子の香りは、ユズノン。
柚子といえば、独特のさわやかな香り。
嗅いだだけで、柚子の香りだなぁとわかりますよね。
![]()
![]()
![]()
あの香りは、「ユズノン」という香気成分によるもの。
どこかのゆるキャラにいそうなかわいいお名前ですね。
ユズノンは、皮表面のプツプツ(油胞)に多く含まれています。
↓表面のプツプツ。

この油胞をつぶして、香気成分であるユズノンをしっかり出してあげるのが、
香りを良く出す秘訣のようです。

冬至餅も、皮もたっぷり使っています(^^)
冬至餅が、ふんわりとした香りが口いっぱいに広がるのは、ユズノンたっぷりだからなんですね!
工場の中も、柚子の香りでいっぱいになるわけです。
ご自宅で柚子湯をする場合にも、油胞がつぶれるように
もんであげたり、半分にカットして入れたりすると、香り成分がよく出て良さそうです(^^)

参考サイト:
https://www.jetro.go.jp/agriportal/pickup/yuzu.html
日本貿易振興機構JETRO 日本産食材ピックアップ ゆず
https://hasegawa-letter.com/new_articles/new_articles-1196.html
長谷川香料株式会社 HASEGAWA LETTER online 多彩なユズの香り
12月22日(月)の販売です。
そんなわけで、
柚子の香りいっぱいの歳時記菓子「冬至餅」は12月22日(月)の販売です。
新寺町本店・弘前駅アプリーズ店にてお待ちしております。
ご予約も、おすすめです。
ご予約は、店頭・お電話(新寺町本店 0172-32-6876 、アプリーズ店 0172-33-1488 )
・InstagramのDM、facebookメッセージにてどうぞ!
