早いもので一年も半分が過ぎようとしています。
今年も、6月30日は歳時記菓子「水無月」の販売日です。
もっちりとしたういろう生地に、小豆の寒天寄せをのせます。
三角の形は、氷を模したもの。
暑くなってきた季節に、目から涼しげです。
おひとつ税込210円。
新寺町本店・弘前駅アプリーズ店にて、6月30日（日）の販売です。
三角の形？
「水無月」といえば、三角の形が定番。
氷を模していると言われますが、その由来をご存じですか？
古くから、宮中では旧暦6月1日に「氷室の節会（ひむろのせちえ）」と言われる宮中行事が行われていました。
冬の間にできた天然の氷を貯蔵しておく「氷室」から、氷を出してきて口に含み、暑気をはらいます。
この氷室の氷は大変貴重で、口にできるのは宮中の貴族など身分の高い者のみ。
庶民は口にできませんでした。
そこで、氷室の氷をかたどって生まれたのが「水無月」です。
邪気を払う意味合いのある小豆をのせて、暑気を払い、厄除けを願いました。
暑さをしのぐために、氷の形のお菓子を作るなんて、日本人は風流ですよね。
歳時記菓子「水無月」は、6月30日（日）。
しかないせんべいの歳時記菓子「水無月」は、6月30日（日）の販売です。
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