6月30日で、一年の半分です。
歳時記菓子「水無月」、2021年6月30日(水)販売いたします。
もっちりとしたういろうに、小豆寒天を流したお菓子。
新寺町本店・弘前駅アプリーズ店にて、おひとつ税込180円での販売です。
夏越しの祓え。
一年の半分にあたるこの日は、「夏越しの祓え(なごしのはらえ)」という行事が行われます。
これまで過ぎた半年の無事に感謝し、これから半年の無病息災を祈ります。
↓これは数年前の、弘前市品川町「胸肩神社」さんでの「茅の輪くぐり」のようす。
夏越しの祓えという行事では、茅萱(ちがや)という草で作られた輪っかをくぐって、無病息災を祈ります。
↓くぐり方も書いてあります。
ここに記載はありませんが、「蘇民将来(そみんしょうらい)」と唱えながらくぐるんですよ〜と教えていただきました。
茅の輪くぐりのいわれ。蘇民将来とは?
「蘇民将来」とは、日本神話に出てくる人の名前です。
スサノオノミコトが旅の途中、蘇民将来と巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に、一晩の宿を求めました。
弟の巨旦将来はお金持ちでしたが、ケチだったために泊めることを断りました。
兄の蘇民将来は貧しかったのですが、快く承諾し、手厚くもてなしました。
数年後、ふたたび蘇民将来のもとを訪れたスサノオは、蘇民将来とその家族の腰に茅の輪をつけるよう言いました。するとその夜のうちに、茅の輪をつけていない巨旦将来や周りの人々は滅ぼされてしまいました。
スサノオは、蘇民将来に自分が神であることを名乗り、「子孫たちに、茅の輪をつけさせなさい。後の世に疫病が流行れば、茅の輪をつけた者たちは、疫病から逃れるだろう。」と言いました。
このことから、茅の輪が無病息災・疫病退散のご利益があるとされるようになったそうです。
歳時記菓子「水無月」
水無月は、夏越しの祓えに食べられるお菓子。
もっちりとしたういろうに、小豆寒天を流してお作りします。
小豆は厄除けを意味し、三角の形は氷をあらわしていると言われます。
2021年6月30日(水)、新寺町本店・弘前駅アプリーズ店にて販売いたします。
おひとつ税込180円です。
無病息災を祈って。
ここまで半年の無事に感謝し、これから半年の無病息災を祈って、どうぞお召し上がりください(^^)
ご予約は、店頭・お電話(新寺町本店 0172-32-6876 、アプリーズ店 0172-33-1488 )・InstagramのDM、facebookメッセージにて、承っています。